The Ballads~Love&B'z~

B'z The Ballads~Love&B'z~歌詞
1.いつかのメリークリスマス

作詞:稲葉浩志
作曲:松本孝弘

ゆっくり12月のあかりが灯りはじめ
慌ただしく踴る街を誰もが好きになる

僕は走り 閉店まぎわ 君の欲しがった椅子を買った
荷物抱え 電車のなか ひとりで幸せだった

いつまでも 手をつないでいられるような気がしていた
何もかもがきらめいて がむしゃらに夢を追いかけた
喜びも悲しみも全部 分かちあう日がくること
想って微笑みあっている 色褪せたいつかのメリークリスマス

歌いながら線路沿いを 家へと少し急いだ
ドアを開けた君はいそがしく 夕食を作っていた

誇らしげにプレゼントみせると 君は心から喜んで
その顔を見た僕もまた素直に君を抱きしめた

いつまでも 手をつないでいられるような気がしていた
何もかもがきらめいて がむしゃらに夢を追いかけた
君がいなくなることを はじめて怖いと思った
人を愛するということに 気がついたいつかのメリークリスマス

部屋を染めるろうそくの灯を見ながら 離れることはないと
言った後で急に 僕は何故だかわからず泣いた

いつまでも 手をつないでいられるような気がしていた
何もかもがきらめいて がむしゃらに夢を追いかけた
君がいなくなることを はじめて怖いと思った
人を愛するということに 気がついたいつかのメリークリスマス

立ち止まってる僕のそばを 誰かが足早に
通り過ぎる 荷物を抱え 幸せそうな顔で


2.Alone

作詞:稲葉浩志
作曲:松本孝弘

夕焼けの街は 激しさをそっと 忘れてる
いつか見た空が 僕の心を帰すよ どこかに

新しい暮らしにも 少しは慣れてきたけど
勝手な僕は 君を思い出す

ALONE 僕らはそれぞれの花を
抱いて生まれた 巡り逢うために

色付く舗道は 懐かしい風の香り
誰もが胸の奥に よく似た夕陽を持ってる

枯れることを知らない 涙の色は今でも
夢を語った あの頃と同じ

ALONE 僕らはそれぞれの花を
抱いて生まれた 巡り逢うために
ALONE 空を見上げれば ひとり
がむしゃらな 梅がふわふわと 笑うよ

いつかいなくなるような そんな気がしてたけど
時代がまわり また君を見つけるだろう

ALONE 僕らはそれぞれの花を
抱いて生まれた 巡り逢うために
ALONE 恋に落ちてゆけばひとり
光にさらして この心焦がそう

You're gone いつまでも 歌い続ける声は
どこまで届くだろう 今 君に 逢いたい

I was born to fall in love
You know, We've all alone
Hold your dreams it never ends
Naked eyes in the sky

I was born to fall in love
You know, We've all alone
Hold your dreams it never ends
Naked eyes in the sky


3.Home

作詞:稲葉浩志
作曲:松本孝弘

愛されるばかりが能じゃないだろう
さあ見つけるんだ 僕たちのHOME Ah

君を傷つけて いっぱい泣かせて 僕はもう眠れなくて
後悔してるのに またくり返す どうしようもなくダメなんだ

ありがとうって 思うことの方が 断然多いのに
どうしてもっと うまい具合に 話せないんだろう

言葉ひとつ足りないくらいで 全部こわれてしまうような
かよわい絆ばかりじゃないだろう
さあ見つけるんだ 僕たちのHOME

裏切られたなんて 叫ぶまえに 深呼吸をひとつして
あいつをいじめたって そんなのまるで 答えにゃならないよ

慾望はぐるぐる マーブル模様 鏡をのぞけば
自信のかけらも見えない 暗い顔が見えたよ

追いかけて手に入らなくて忘れて 全部はじけてしまうような
はかない想いばかりじゃないだろう
さあ見つけるんだ 自分だけのHOME

君の家まで あともう少し 坂を登って 雲を追い抜いて
さよならなんて すぐに言わないで さよならしたら
僕はどうなるだろう

言葉ひとつ足りないくらいで 笑顔ひとつ忘れただけで
ほんの少しのすれ違いだけで 全部あきらめてしまうのか
愛されるばかりが能じゃないだろう
さあ見つけるんだ 僕たちのHOME


4.Calling

作詞:稲葉浩志
作曲:松本孝弘

この声が聞こえるかい wow wow wow wow
今なら聞こえるかい どうか苦しまないで

あっという間 時間は積もり 何も見えなくなりそう
街の色も 変わりつづける中で なんだか今もいっしょにいる
何かが心をつないでいる いつでも気にしている
強い磁石に引っぱられているように 気がつけば無邪気に笑いあう

ひとつひとつと 窓に灯ともる

きみがいるなら戻ってこよう いつでもこの場所に(Yes, I'm looking for you)
けがれなき想いが ぼくらを呼んでる I can hear the calling

どれだけ離れ 顔が見えなくても 互いに忘れないのは
必要とし 必要とされていること それがすべて 他には何もない

きみといるとき ぼくはぼくになれる そういう気がする(Yes, I'm looking for you)
言葉よりはやく わかりあえる 輝く瞬間 あざやかに
いままでもこれからも 約束などすることはないだろう(Still I'm calling you)
だれにも真似できない 同じ夢を見よう Can you hear the calling?(Calling)

この声が聞こえるかい wow wow wow wow
今なら聞こえるかい どうか苦しまないで
wow wow wow wow
wow wow wow wow…


5.Time

作詞:稲葉浩志
作曲:松本孝弘

こんな晴れた日は二人で
丘に登ろう 港が見渡せる丘に
どんな空が思い浮かぶ
教えておくれ
キスしたい気分さ
何もない午後の入江を
往(ゆ)く船をただ見つめていた
どうすれば時が戻る
眩(まぶ)しい太陽の下で
どれだけ涙流れても
静かに海は広がる
降り止まない雨の中を
濡れて歩こう
手をつなぎ 声をあげて
橋を飾る傘たちの間を縫って
君の部屋までゆくよ
長い髪をつたい落ちる雫に
不安のかけらも見えなかった
どうすれば時が過ぎる
はげしい雨の街角で
どんなにずるさを責めても
胸が痛むだけ

逃げ出したくなるような夜に
抱きしめていてくれるのは誰
つまらないことで いっしょに
いっしょに笑いあえるのは誰
どうすれば時が戻る
今 何処(どこ)で何をしている
すべてを捨てたとしても
罪だけがふえてゆく
どうすれば時が過ぎる
言葉はいつも役に立たない
あの日の君の声は
もう僕に届かない


6.月光

作詞:稲葉浩志
作曲:松本孝弘

眠りにおちてゆく その横顔を
むさぼるように見つめ
胸の響き 悟られぬよう
青く染まる部屋を抜け出した

すべてを盗みたい かすかに漏れる息まで
なのにいつかは離れて行くと男は呟いている

何かを期待することで 時にすれ違うけれど
無心に與えあい続けることは 夢の道端に咲く花のようだ
誰にできることなのだろう

ひとつの想いだけを貫こうとすればするほど
愛とはほど遠い力に 激しく揺さぶられる

波のうねりのような 正直なわがままを
もっとぶつけてくれ ごまかしはしない
あなたを抱き締めよう

Wow
とぎれた薄い雲が 目の前をまた横切れば
密かにも大きな決心が 今夜もぼやけてゆく

闇の中から柔らかに月は照らし続ける
少しづつずれながらも 手探りで寄り添い歩く心を


7.ハピネス

作詞:KOHSHIINABA
作曲:TAKMATSUMOTO

もっと きみにあえたら いいのになあ
ずっと その手に觸れたい

だれもが 時間に追われて こわれて
だれかを 愛するひまもない

そばにいてほしい あともう少し 君だけが僕を癒してくれる
迷いのないスマイル よどみのないヴォイス そういうのがハピネス

いつも うまくやろうと すればするほど
ひとを 傷つけてるよ

君が流した涙の粒に はっきりうつる
荒れはてた 僕の心

まっすぐ見つめよう ちゃかすのもやめよう 君だけが僕に勇気をくれる
大切なことを 易しい言葉で ささやいてくれる

そばにいてほしい あともう少し 君だけが僕を癒してくれる
だれのためじゃない だけど歪んでない そんなフツーの力で
今日も日は暮れ 絶えぬ人の群れ ふらつきながら がんばっているよ
楽しい歌だけ 歌いながらね 歩いてゆこう

(シャラララ ハピネス)
(シャラララ ハピネス)
(君こそがハピネス)
(シャラララ ハピネス)
(シャラララ ハピネス)
(君こそがハピネス)
(シャラララ ハピネス)
(シャラララ ハピネス)
(君こそがハピネス)


8.Gold

作詞:Koshiinaba
作曲:Takmatsumoto

空を 黄金色に潤ませて陽が消えてゆく
街はざわめき 今日の事 振り返る

みんなの声が 聞こえたかい?
一人でも恐くない 気がついただろう?

誰より一番あなたが
真新しい勇気くれるよ
朝の光よりまぶしい微笑みは 胸に染みる

火傷しそうな 焦げついた體丸めて
ゆっくりと目を閉じよう 闇に導かれて

戦いの記憶を たどっても
悔やむのは一夜に 歓びは永遠に

誰より一番 あなたの
心の平和を祈ろう
何も心配しないでいいから 明日へと無邪気に進め

慾望にも 期待にも 不安にも絶対押しつぶされない

惜しまずに 自分に火をつけて
私を染めていった あなたの炎忘れない

誰より一番あなたが
無垢な梅をくれるよ
透きとおる鐘の音のように さみしげな世界に響け

誰より一番私が
あなたを最後まで見届けよう
羽根にくるまれて寝るように ひたすら最高の瞬間を想え

新しい日々が始まるよ


9.Snow

作詞:KOHSHIINABA
作曲:TAKMATSUMOTO

寒い暗い夜はいやだ 女々しい物思いに耽る
たばこの灯りは 眠れぬこころ照らす

本当にひとりになったことないからね
自分の強さも知らない

あのときどうしてうそをつかなかったのだろう
偽りばかりで暮らしてたはずなのに

雪に言葉はない 手紙も届けられない
だれもノックしない すべては息を潜める

君とのことを 思い出す時はいつも
ドアというドアを閉められたよう

「壊してしまいたい」 そんな気持ちになっていた
手放した鳥は 二度とは帰ってこないー

踴れ 雪よ やまないで今は
溜め息を 優しく吸いこんで
つもれ この世の悲しみを全部
深く 深く埋めてしまえ